新型うつとは一体何

若者に増えているという新型うつ

近頃、企業で働く若い世代に増えてきているといわれる「新型うつ」をご存じでしょうか。 特徴としては、仕事などの嫌な場面では気分が非常に沈んでしまいやる気も起きなくなるのですが、プライベートで遊ぶといった楽しい場面では打って変わって気分がよくなる、というものがあります。 新型うつがメディアに取り上げられるようになったのは、ここ10年ほどのことです。 以前から、一般的なうつ病の特徴に合致しないうつ病・うつ状態についてはさまざまな研究がなされてきました。 そんな中、若者の現状がメディアに注目され、つくりだされた用語が「新型うつ」なのです。 新型うつは、嫌なことは回避するものの楽しいことには積極的になれることから、一般的なうつ以上に周囲の理解を得にくいといわれています。 しかし、本人は原因不明の気分の浮き沈みに悩んでいるのです。

認知度が高まることで理解が進む

現在「新型うつ」として取り上げられているうつ病は、まだまだ研究の途上にあります。 さまざまな概念が提唱されているのですが、共通した特徴として、一般的なうつよりも薬が効きにくく、治りにくいということが挙げられます。 症状としては軽くても、なかなか治らないとなると、かかった本人はつらい思いをしてしまいます。 とはいえ、新型うつに関しては研究もさかんに行われていますし、治療の現場からもたくさんの報告がなされています。 今後は少しずつ効果的な治療法が発見されていくことが期待されています。 と同時に、メディアに取り上げられ社会の中で認知度が高まっていけば、職場の人々の理解も進んでいくことでしょう。 まずはひとりで悩まず、精神科や心療内科に相談してみてください。